茸は風通しの悪いところに生える
2010年ころにサッカー日本代表の長谷部がニーチェの言葉を引用して言ってたけど本当ですね。
内側から批判のない組織はそのうち腐るんだろうなって思います。
世間には色々な組織があってアットホームとか地域密着とかそういうことを謳っているんですが身内贔屓になって外の意見を聞き入れられなかったり、バイアスがかかって客観的な判断が下せなくなるとだいたい失敗します。
なによりそういうのを外の人が見るとすごい違和感があって、近寄りがたいし外界との隔離が進む一方です。
ドリコムの学生向け起業イベントに参加してきました
昨日8月2日に行われたインキュベーションプログラム「Startup Bording Gate」のキックオフイベントに参加しました。
このプログラムの趣旨は学生に環境、お金、仲間などを提供することで何かIT的なものを発明してもらおうというものらしいです。
といっても研究のほうもあるので、僕自身はプログラムに参加しようという意思はあまりなくどんな学生がいるのかとかイベントのパネラーの方々の話を聞いてみたかったというのが主な参加理由です。
1.学生について
コミュ症で交流するのは得意ではないのでざっとした感想ですが、参加していた学生層はかなり幅広い。性別、文理、学歴は当然なんですがイベントへの参加目的もです。ガチ起業思考もいれば意識高い系のなんちゃって起業志望もいる感じでした。
それと勝手な印象で非アクティブだと思っていた単科大学の学生もそこそこいたのが少し驚き。
2.イベントについて
パネルディスカッション:家入さん×BASE鶴岡さん
・内藤さんのお話
自分の起業までの経験談とそこから感じた必要なもの、またその必要なものを起業志望の学生に提供するためにこのプログラムを組んだというお話でした。(具体的には経験、お金、仲間が必要なようです)
また死に物狂いでアウトプットをしないと結果は出せないし、いつか起業するってやつはいつまでたっても起業しないと仰ってました。その通りだと思います。
・佐藤さんのお話
起業経緯、成長、ビジョンの3本建てでした。
起業経緯については省きます。
成長については自分ができないことをしていた時期は成長していた、自分ができることをしていた時期は停滞していたとのこと。人は必要性に迫られると成長する。
ビジョンについては何かへの執着の進化系こそがビジョンや夢になるとのことです。自分が執着しているもの、その理由を見つけようとのこと。(少し自己分析っぽい)
・家入さん×鶴岡さんのお話
家入さんは都知事選に出てたりTVで討論を見ていたのもあって固いイメージが少しあったんですが、かなりやわらかい印象。弟子的ポジションの鶴岡さんは言わずもがな。
パネルディスカッションは内藤さんが質問者としてBASE立ち上げについて質問をしていく感じでした。時折笑いが起こるくらいラフな進行ではあったんですが、内容としては資金を集めることなどかなり実践的と感じました。興味深い話ではあったんですが、学生にとっては他人ごとに感じてしまったかもしれません。
3.イベント全体の印象
講演については全学生をターゲットにした万人受けするものだったと思います。
パネルディスカッションは、ラフさとガチさが両立していて人を選ぶ感じが少ししました。また質問がBASE立ち上げについてだったので仕方ないが個人的な話も多く参考にならない部分も多少ありました。
以上!
cakephpでurlを変更したいとき
cakephpのurlは基本的に、
webroot/コントローラ/アクションで表されるわけですけど、
コントローラ名などと違うurlを付けたいときの対処法です。
app/config/routes.phpに以下に合わせて記述を加えることで対応可能です。
Router::connect(
'URL',
array(
'controller' => '指定のコントローラ名', 'action' => '指定のアクション名'
)
);
URLのとこに任意のURLを書いて
コントローラ、アクションにはそのURLで表示したい本来のコントローラ、アクション名を書きます。
webroot/controller2/action2 でcontroller1のaction1を表示させたい場合は
Router::connect(
'/controller2/action2',
array(
'controller' => 'controller1', 'action' => 'action1'
)
);
でOKかと思います。
cakephpのtruncateについて
同じように文字数指定をして読み込んでいるはずなのに出力をカウントすると違った
htmlタグも読み込むかどうかの違いだったらしい。
デフォルトは読み込むになっているので純粋に文字数をカウントしたい場合は
lib/cake/utility/string.php
public static function truncate($text, $length = 100, $options = array()) {
$default = array(
'ellipsis' => '...', 'exact' => true, 'html' => true
);
'html' => trueだとhtmlタグもカウントする状態ですのでこれを
public static function truncate($text, $length = 100, $options = array()) {
$default = array(
'ellipsis' => '...', 'exact' => true, 'html' => false
);
に書き換えると文字だけカウントするようになります。
Iterm2のカスタマイズ
形から入ろうということで、ターミナルからIterm2に乗り換えてカスタマイズもしました。
↑がデフォルトのターミナル
以下に手順をば。
公式でITerm2を落とす
色が寂しいので色をつけます。
ぐぐったところsolarizedというカラースキーマが良さそうなのでそれを使うことにします。
solarizedを落とす。
$ git clone git://github.com/altercation/solarized.git
落としたファイルをvimのカラースキーマ設定ディレクトリに移動
$ mv 落としたファイル /usr/share/vim/vim73/colors/
ユーザーディレクトリ以下の.vimrcを開く
$ cd ~/
$ vi .vimrc
.vimrcにさっき落としたファイルを読み込ませる記述をする
syntax on
colorscheme solarized
これにて終わりです、かっこ良くなりました。
よく使うショートカットも書いておきます。
command+T:新規タブ
command+←、→:タブの移動
command+w:タブの削除
command+d:ウィンドウの分割
command+u:非透過
W杯日本敗退の原因
W杯日本負けてしまいました、タレントは揃っていただけに残念です。
しかし今回の日本代表の負けパターンは日常でも起きるな、と感じたので書き残します。
以下過去4大会のグループリーグ表です。
2002年
2006年
2010年
2014年
組み合わせ的には2002年に次いで恵まれていたと思います。
敗退の原因に組み合わせやコンディションなどなどあるとは思うのですが、僕は過信が一番の原因だったと思っています。今大会中心選手がビッグクラブでプレーしていることもあり、個の力で真っ向からやり合うんだみたいな意気込みを強く感じました。
結局は勝ち点1で全く通用せずに敗退したわけですが、決勝トーナメントに進むことができた2002年と2010年は何が違ったかというと理想のサッカーではなく勝てるサッカーに徹したことです。
各大会の戦術
2002年:フラット3
2006年:南米スタイル
2010年:ゼロトップ
2014年:パスサッカー
勝ち上がった年は守備に主眼を置いた戦術です。2002年はフラット3というCBを3枚並べたスタイルでしたし、2010年は大会直前に中村俊輔中心のパスサッカーから本田中心の前線からプレスをかけるゼロトップに変更したことは有名な話です。
対して2006年、2014年は前線にタレントが揃っていたこともあり攻撃的な戦術になっています。
勝つために理想を捨てる
勝ち上がるためには自分たちがやりたいスタイルを捨ててでも守備的戦術を取り入れることが必要だと言えます。実力が上の相手に真っ向勝負を挑んでも勝つことは難しいです。
今大会では自分たちのスタイルという言葉をしきりに聞きましたし、コロンビア戦は間違いなく自分たちのサッカーをしてましたが結果は惨敗、完全に力負けでしたから。
スペイン1−5オランダなんて試合もありましたけど、明らかに日本より格上なオランダですら戦術を変えて5バックで挑みました。
サッカーでは格上相手に守備的な戦術を取ることはよくあることですが、僕が言いたいのは自分の実力を客観的に把握することが前提として必要だということです。理想ばかり追いかけず、相手に合わせることがサッカーでも大切なのだと感じさせられた今大会でした。
実社会でも同じ
で、なんですがこれはW杯という特殊な状況だから発生したものではないと思うんです。就活とかでも同じなんですよ、やりたいことじゃなくて自分ができることを選べっていう。本当に実力があれば理想を追求しても結果は出せるんですが、そうじゃない人はやっぱりどこかで諦めることも必要なんだと思います。といっても、ネガティブな意味ではなく最終的に勝つためのポジティブな諦めです。
自分はこれしかやりたくない、ではなく柔軟に自分のスタイルを変えれる人間が強いのかなと思ってます。