無意義なつぶやき

渋谷ではたらくエンジニアブログ。

新卒でエンジニアとしてベンチャーに入社するにあたり2年前考えていたこと、そして今考えていること。

ちょうどいいタイミングなので振り返ります。

1個前の投稿をするまで1年半以上記事を投稿していなかったということに驚きですが、
逆にこの1年半の空白期間はかなり色々あったなーと思ったので転職からしばらくたっていますが、
新卒でベンチャー企業に入ることについて自分なりに振り返ってみたいと思います。

ちなみに1社目、2社目についてはだいたい下記の通り。

1社目:人材系ベンチャーで100人以下の規模
2社目:多角的に事業を行っており1000人規模

入社当時

なぜ入ったかは以下の記事に書いてあります、ここでは一部引用します。
sd08013.hatenablog.com
sd08013.hatenablog.com

ベンチャー企業のエンジニアという職種は特に相手から求められているものと自分ができることが一致していたし、なりたい自分ほどの優先順位ではないが自由にやりたいという自分の理想も実現しやすい環境だと思う。

ベンチャーにおける転職はキャリアアップなど前向きなものよりも採用におけるミスマッチのような後ろ向きなものが原因となることが多いように思う。
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エンジニアと営業に職種を分けた場合ベンチャーのビジネスモデルにおいてそのどちらかにパワーバランスが偏りやすく、成長のために入社したにも関わらず自分が選んだ職種が社内で余り重要な役割を担っていなかったといったことが起こりやすいということだ。

いっちょ前に語ってます笑

今思うこと

では結果論的にこの当時を振り返ってみます。

当時はエンジニアとしてキャリアスタートする上で未経験の自分ならどこで働けるかという視点をかなり重視していました。
そういう意味で1つ目の引用のようなことを言っていたんだと思います、
またこの考え自体は今も間違っていなかったなと思います。
そして2つ目について、
入社前にも関わらず2つ目の引用のようなことに言及していたのは、
私が内定をもらった当時社員の方が多く退職をしていたタイミングであったからなのですが、まぁこの辺もそれなりに分析できているなという印象です。

つまり当時の私は未経験エンジニアとしてキャリアをスタートするために、
技術的・キャリア的にそれなりのリスクがあることは理解した上で1社目を選んだということになります。

そしてここからが結果論として私が感じている点になります。

・それなりの学歴や背景があれば未経験でも選択肢は多い
・エンジニアとしての技術力の伸びは自分が考えている以上に環境に依る
・環境はビジネスモデルとプロダクト規模により決定される


1社目が人材系だったこともあり感じることですが、
それなりの大学を修了してさえいればたとえ未経験であっても選択肢はかなり多いです。
また特にベンチャー企業を選択肢に入れていると、成長は自分次第とかそもそも環境は整っていなくて当たり前のような価値観を持ちやすいですが、
ことエンジニアに限った話をさせてもらいますと、
触れるプロダクトや周りの人間が成長に与える影響は自分ひとりで覆そうとしても覆らないほど大きいものだと思います。
そしてその環境はビジネスモデルにより決定されます、
この点は過去の私が言及しているとおりです。
概ね想定通りではありましたが誤算があったとすればその影響力が自分の想定よりはるかに大きかったということになると思います。

ということで過去の自分にアドバイスできるならアドバイスしたいことでもあり、もし学生の方がこの記事を読むことがあればこのことを伝えたいと思います。

エンジニアとして技術力を磨こうと思えばやはり環境は重要です、また環境はビジネスモデルとプロダクト規模で決まります。
自分の可能性を過小評価せず背伸びして幅広い選択肢を持ってください、
もし駄目だったら受かったとこに行けばいいだけです。


入社後、退職後についてはまた後日。