無意義なつぶやき

渋谷ではたらくエンジニアブログ。

サッカー日本代表選手に学ぶ挫折から立ち直るために必要なこと

f:id:sd08013:20140614124152j:plain

どうもこんにちわ、W杯です。

 

今回は挫折することについて書いておこうと思います。

 

生きていれば多少なりとも挫折することがあるんですが、そこから立ち直るために必要なことって挫折した経験だと思うんです。

 

せっかくワールドカップ期間ですし日本代表を参考に考えてみます。

下が今回の日本代表メンバー

 ▽GK

川島永嗣(スタンダール・リエージュ)部活
西川周作(浦和)ユース
権田修一(F東京)ユース

▽DF

今野泰幸(G大阪)部活
伊野波雅彦(磐田)部活
長友佑都(インテル)部活
森重真人(F東京)部活
内田篤人(シャルケ)部活
吉田麻也(サウサンプトン)ユース
酒井宏樹(ハノーファー)ユース
酒井高徳(シュツットガルト)ユース

▽MF
遠藤保仁(G大阪)部活
長谷部誠(ニュルンベルク)部活
青山敏弘(広島)部活
山口螢(C大阪)ユース

▽FW
大久保嘉人(川崎F)部活
岡崎慎司(マインツ)部活
本田圭佑(ミラン)部活
香川真司(マンチェスター・U)ユース
清武弘嗣(ニュルンベルク)ユース
柿谷曜一朗(C大阪)ユース
齋藤学(横浜FM)ユース
大迫勇也(1860ミュンヘン)部活

 

 

今回の日本代表メンバーの部活:ユース比率は13:10です。

日本の高校年代の育成に関しては既にユースのほうが高いレベルになっていることは、今はなき高円宮杯の結果やプレミアイースト、ウェストの結果などからも明らかです。

高円宮杯の結果を見てみると2004年つまり本田世代が高校3年生となった時期から部活サッカーに対してユースが優位になっていることがわかります。

f:id:sd08013:20140614125247p:plain

 

高校部活サッカー

にも関わらず長友、内田、岡崎、本田のように日本代表や海外で活躍する部活出身選手が多くいることは挫折経験に起因しているんじゃないかと思ってます。

部活出身選手の多くがユースセレクションや高校サッカー選手権で挫折を経験しています。長友が明治大学で太鼓を叩いてたのは有名です。また元日本代表の中村俊輔選手はジュニアユースからユースへの昇格ができず桐光学園に進学した際、15歳にして自分がやりたいプレーではなくできるプレーを考えていたそうです。

 

クラブユース

それに対してユース出身選手ですが、これは僕の感覚ですが高校年代に騒がれていた選手がそのまま順調に成長することがなかなかない。

柿谷選手を例にとってみると、16歳でプロ契約、17歳でJ2最年少ゴールと輝かしい実績を持っていますが、それからはしばらく伸び悩みJ2徳島へのレンタル移籍を経てやっと最近活躍し始めました。

この伸び悩みの原因こそ挫折で、セレッソ大阪香川真司乾貴士が活躍する中なかなか結果を残せず腐ってしまったんですね。それまでが順調すぎただけになかなか挫折から立ち直れなかったのではないかと推測します。

同じようなことがバイエルンから戻ったガンバの宇佐美や大宮に所属する家長などにも言えるんじゃないかと思います。 

 とはいってもユース指導者の人もそのへんのメンタリティの大切さには気づいていると思うのでメンタルでの差が将来なくなれば日本代表におけるユース出身が占める割合は自ずと増えていくでしょう。 

 

早いうちに挫折を経験したい

 以上の例からも挫折を経験することで、次の挫折への対応がしやすくなることがわかると思います。 また挫折する時期も重要だと思います。人間自分の力で順調に成長を重ねるとなかなか人の意見を聞き入れることができなくなりがちです。そういった意味でも柔軟に周りの意見を聞き入れることができる若いうちの挫折が必要なのだと思います。

 

僕はもう若いとはいえない歳になりつつありますが、挫折したときこそ自分の力量を客観的に把握して周りの意見に耳を傾けることで次に挫折したとき落ち込みまくるということもなくなるんじゃないかと考え、行動しています。