モノづくりの拠点DMM.make AKIBAに潜入してみた part1
DMM.maki AKIBAをご存知でしょうか?
最近様々なメディアで取り上げられ巷で話題になっているハードウェア開発の拠点となりうる11月11日オープンのシェアスペースです。名前の通り秋葉原の富士ソフト秋葉原ビルにあります。近年3Dプリンターなどにより個人でのモノづくりのハードルが下がってきましたが、このような作業スペース、装置全てをレンタルするサービスは非常に面白い試みです。
毎日2回無料見学ツアーを開催しているということで参加してきたのでレポートしてみたいと思います。
フロアは3階に分かれていて10F~12Fまである中で11Fは法人向けスペースのようで今回見学はできませんでした。
10F開発エリア(studio)
エレベーターを降りると素敵空間が広がっています。
ここが共同作業スペースです。
ボール盤、フライス盤など馴染みの工具が置いてありました。
写真は5軸マシニングセンタ
初めて見た装置ですが、立体フライスみたいな感じでしょうか?
5軸というだけのことはあって複雑な形状も作成可能です。
材料はアルミなどやわらかい金属までが限界のようでした。
CAMも利用可能で3Dデータの作成ができます、
ただし残念だったのが一番期待していた5000万円との噂の3D SYSTEMS Projet 3500HDは法人のみ利用可能で個人では簡易3Dプリンタのみが利用できるようです。
プロダクトの試験装置なども充実しており熱、圧力、水などひと通りの試験を行うことができます。
下の写真は耐圧潜水試験設備です。
他にも基盤の作成や製品に印刷を行うことが可能です。
12Fオフィスエリア(base)
12Fはフリーアドレス型オフィス空間が広がっています。
見学中もミーティングをする方々がいました。
奥にはバーカウンター。
会議室もオシャレに仕上がっています。
部屋単位の貸出も行っています、
貸出価格は部屋の立地により異なるようです。
中はこんな感じです。
見切り発車感は否めずまだまだこれからの施設という印象でしたが、今後設備の増設などによりDMM.make AKIBAの価値を上げていくことは可能だと思いました。
part2はDMM.make AKIBAの課題と展望です。
モノづくりの拠点DMM.make AKIBAに潜入してみた part2 - 無意義なつぶやき