無意義なつぶやき

渋谷ではたらくエンジニアブログ。

バーチャルホストの設定 MAMP編

四苦八苦しながらもなんとかバーチャルホストの設定を自力で出来るようになったので覚え書きを。

 

まず初めに


 バーチャルホストというのは、ローカルな環境で複数ウェブサービスを構築するための技術みたいなもののようです。

現在僕はPHPやらapacheやらをまとめてインストールできるMAMPという便利なアプリを使っているんですけど、このアプリ初期設定のままだと一度に複数ウェブサービスの構築が行えない。

初めはhttp://localhostに対して

MAMP/htdocs/index.htmlが表示されるようになっている状態

これをhttp://local1.jpとかhttp://local2.jpとか自由にアドレスを振ってそれぞれ別のフォルダを参照できるようにするのがバーチャルホスト。

 

やること


やってみると全然大したことやってなかったんですけど初心者なので結構手こずった。

いじるのは

MAMP/conf/apache/httpd.conf

MAMP/conf/apache/extra/hppd-vhosts.conf

private/etc/hosts

の3つ

 

1個目のhttpd.confをいじってバーチャルホストをやるための準備をして2個目3個目のhppd-vhosts.confとhostsで具体的に設定するイメージ

 

1.httpd.conf

エディタで開くと一番下の方にこういう記述があるから 

# Virtual hosts
# Include /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf

Include /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.confの部分#を外す

includeってのが以下のファイルを読み込みますよっていう宣言らしい。

 

2.hppd-vhosts.conf

以下の記述を加える

<VirtualHost *:80>
Documentroot "/参照したいフォルダの場所/"
ServerName local1.jp 
</VirtualHost>

上書き保存

 

ここでは便宜上local1.jpにしました、なんとなく体がいいから.jpつけてますがただの名前なんでlocal1とかだけでも大丈夫

 

3.hosts

2でつけたサーバー名を実際にlocalhostに割り当てる作業

同じようにエディタで開いたら

127.0.0.1 local1.jp #hppd-vhosts.confでServerNameにつけた名前と同じもの

を書き加えて上書き保存

 

 

 

 

以上で設定完了、MAMPを再起動させてlocal1.jpとchromeなりで打ち込むと参照したいフォルダにおいてあるindexが表示されるはず。

ちなみにターミナルで

httpd -Sとコマンドを入力させるとバーチャルホストの詳細が見れてなんとなくかっこいいし、便利だしで一石二鳥

 

設定して一番盲点だったのが上書き保存したあと一度MAMP自体を再起動させないとバーチャルホストの設定が完了しなかったこと、サーバの再起動だけだと設定が反映されなかったです。

 

文字に起こすとすごい簡単そうに見える。。。

まあそういうものだろう。